劣化が目立つ畳のメンテナンスについて
query_builder
2022/01/22
コラム
劣化したままの畳を使い続けると、見た目が悪いのはもちろんですが、長年蓄積され続けたゴミやほこりの影響で虫やカビが発生しやすくなります。
そこで今回は、清潔で快適な和室空間を保つ為に大切な畳のメンテナンス方法についてご紹介していきます。
▼畳のメンテナンス方法
畳は、劣化の状態に合わせて「裏返し」や「表替え」「新床」といったメンテナンスを必要とします。
■裏返し
新品の状態から3年以上経ち、畳表面のイグサがほつれてささくれが目立つようになってきたら、メンテナンスのタイミングです。
このような場合は、畳表を反対に引っ繰り返す「裏返し」がおこなわれます。
■表替え
畳の裏返しをしてから2年~4年経ち、畳に色あせやほつれの症状が目立つようになってきたら、畳の「表替え」のタイミングです。
表替えとは、畳床はそのままに、畳表のみを新品に張り替えることです。
表替えをすることで、艶やかできれいな畳に生まれ変わります。
■新床
一般的に畳床の寿命は10年~20年と言われていて、畳床の腐敗が進むと部分的な沈みを感じるようになります。
新品から10年以上経過し畳床の状態が悪い場合は、畳表と畳縁、畳床を新しくする「新床」をおこないましょう。
▼まとめ
畳は、新品から3年以上経ち、表面の劣化が目立つようであれば「裏返し」をおこないます。
そして、裏返し後に発生した畳の劣化であれば、状態に合わせて「表替え」、もしくは「新床」をおこないましょう。
「にじいろ工舎」では、清掃メンテナンスからリフォームまで幅広く対応しております。
デリケートな畳のメンテナンスも、是非お任せください。